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設置を検討のお客様

利用用途

  • 分散型小規模地域電力事業
  • 省エネ効果、環境教育への活用
  • 災害時等の非常用電源の確保
  • EV充電スタンドなどへの電源利用
  • 海外無電化地域への適用

小水力発電のメリットと市場創造性

これまで発電は難しかった場所でも発電可能な「マイクロ水力」で、新たな活用シーンを開拓できます。
既存の環境を利用することで、省電力・CO2削減が期待されます。

農業水路・河川・水路・潮流・潮位

流水エネルギーは枯渇がなく、地球上で最大の潜在エネルギーです。日本国内で約40万km以上の水路が存在しており、海外の潜在量は日本の1000倍以上。

上水道・下水道・工場排水

上水道・下水道設備は、都市部において電気を大量に消費していますが、施設の水エネルギーは未活用のままとなっています。

水力・火力・原子力発電所・LNG基地

発電所の大量の冷却水を有効活用すれば、未利用の大きなエネルギーを回収できます。

Q&A

  • 設置するときに関連する条例、法規はどんなものがありますか?

    最低限必要な関連法規

    (1)河川法(占有権・水利権)
    (2)電気事業法(設置、工事に伴う各種届け出)
    (3)系統連系協議・申請手続き(売電等の場合、電力会社に事前及び設置時に行う)
    (4)設備認定(FITの適用には、事前に再生可能エネルギー全量買い取り制度の設備認定を申請します。)

    その他、設置場所や環境関連の諸手続(要・不要は、設置場所自治体にご相談ください。
    (例)環境影響評価法、自然公園法、鳥獣保護及び狩猟に関する法律、文化 財保護法、農地法、森林法、国有林野法、国土利用計画法、砂防法、 地すべり防止法など
    ただし、農業用水路は基本的に管理された水路の為、大水や台風、洪水時は、最上流部の河川から農業用水路へ取水する取水ゲートにより一般の河川と 異なり、水路が洪水により水力発電機が被害に合うことはあまりありません。
    水路を使った発電「小水力発電」というと自然エネルギーを思われがちですが ほとんどの「水路」と呼ばれる施設は、人工的に水量や水位が調整管理整され ておりますので安全です。

  • STREAMの設置に適した水路は?

     コンクリート三面張り構造の水路への設置に適しています。
     具体的には
     ①水路の岸に制御盤等を設置できる敷地がある
     ②上流の水路側壁に水面からの余裕高がある
     ③下流の水路幅が広い
     ④落差工の上流・下流に水位差がある
     のような水路が最適です。

     ※※詳しくはこちらから↓↓
        設置検討の方へのお知らせその1※水路情報 
        設置検討の方へのお知らせその2-※適した水路   

  • 設置日数はどのくらいかかりますか?

    標準的なものとして、据付工事日数は約2~3日程度です。

  • kW(キロワット)とkWh(キロワットアワー)とはどう違うのですか?

    電力量、電力の積算量を表す単位です。例えば、2kWの発電を3時間続けますと発電電力量は2×3=6kWhとなります。

  • 大水・洪水の時はどう管理するのですか?

    天気予報により、事前対策が可能ですが、吊上げ架台を設置しておけば、チェーンブロックによる簡単作業で安全な位置に吊上げておくことができます。従いまして、オプション装置の吊上げ架台の設置をお勧めします。
    ただし、農業用水路は基本的に管理された水路の為、大水・洪水時は最上流の取水口にて制御しますので比較的安全です。

  • 蓄電は出来ますか?

    発電機装置そのものには蓄電能力はありません。但し、蓄電ユニットとしてバッテリを搭載することは可能です。

  • 発電効率はどのくらいですか?

    理論水力エネルギーから想定発電量を算出する場合、水車効率=0.55、発電機効率=0.75、電気効率=0.87から総合効率 0.55×0.75×0.87=0.4としております。

  • 運転操作は難しくありませんか?

    試運転引き渡しに際し、機器全般に関する操作指導を行います。

  • 掃除はしなくてもいいのですか?

    機器管理点検表に基づき、定期的に点検清掃をお願いします。

  • 製品寿命を教えてください

    適切なメンテナンスを行っていただくことにより、20年以上お使いいただけるよう設計しております。

  • 小水力発電装置の法定耐用年数は何年でしょうか?

    水車などの機械装置の法定耐用年数は22年です。

  • 小水力発電装置の取り外し、移設、廃棄のなどについてはどうですか?

    水路を改造する必要がないので、仮に移設、撤去が必要な場合でも現状復旧しやすいです。

  • メンテナンスについて教えてください

    定期メンテナンスには、ベアリング・ギア類のグリス、オイル交換、消耗部品の交換などが必要です。
    弊社にて保守契約をご提案することも可能です。

  • どのくらい発電して環境に貢献できるのですか?

    1kWhあたり約500gのCO2削減効果が見込めます。